シリア暫定政権の指揮を執るHTSのメンバーの1人、ムハンマド・アブドゥル・ラフマーン氏は25日に声明を出し、「HTS傘下の治安部隊メンバー14人が、シリア西部タルトゥース州郊外で待ち伏せ攻撃を受けて死亡した」と明らかにしました。アブドゥル・ラフマーン氏によると、この攻撃で他にも10人が負傷したとし、「この待ち伏せ攻撃は旧アサド政権の残存部隊によって行われた」と主張しました。
一方、シリア北部の複数都市ではアサド前大統領と同じアラウィー派の巡礼地の1つが冒涜されたことへの反応として、武装勢力に対する大規模な抗議デモが行われました。
シリアではアサド政権の崩壊後、各地でISISを含むテロ組織の動きが活発化しています。情報筋は、HTSのジャウラ二最高幹部とつながりのある勢力が、テロリストらによる市民の殺害・拉致を黙認しているとしています。
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